文科大臣杯囲碁県大会 新城小が団体で優勝 29日、全国の強豪に挑む
市立新城小学校の山室亜弥さん(5年)、山室和弥くん(2年)、千葉雄太くん(2年)の3人が、文科大臣杯小・中学生囲碁団体戦の神奈川県大会で優勝した。29日から千代田区日本棋院で開催される全国大会に出場する。
囲碁団体戦は1チーム3人のトーナメント方式で行われ、個々で対局し2人勝ったチームが次に駒を進める。今年は県内16校が参加。新城小は、初戦から決勝までの全4試合のうち3試合で3-0という圧巻の強さで頂点にたった。
山室亜弥さんは「決勝で少しピンチな場面もありましたが、いつも通りの流れに持ち込めました。優勝できたのは本当に嬉しい」と笑顔で話した。祖父母と父の影響で幼稚園から囲碁をはじめ、最近は都内の囲碁教室に週6回通う。夢はプロ棋士といい「全国は強豪揃いだと思うけど、できるだけ上位に食い込みたい」と意気込んだ。
亜弥さんの弟の和弥くんは、姉に倣って6歳から囲碁を始めた。「県大会は強い相手ばかりだったけど、緊張することはなかった」と平常心で臨めた様子。全国大会では「自信をもって、お姉ちゃんと一緒に頑張りたい」と姉弟の実力を見せるつもりだ。
また、同じく2年生の千葉雄太くんは、祖父と囲碁をすることが日課。今回の結果を一番喜んだのも祖父だったという。「囲碁を教えてくれたおじいちゃんに、褒めてもらえて良かった。全国には強い相手が多いと思うけど、自信はあります」と目を輝かせた。
”練習相手”の校長もエール
また、千葉くんにとって同校の川崎等校長は囲碁の練習相手の一人だ。「児童とコミュニケーションが取れるように」と校長室を開放していることから、千葉くんは度々休み時間を利用し囲碁の対戦を希望するという。川崎校長は「私も趣味の一つだが、本当に強い。囲碁においては私の”先生”。ぜひ全国でも頑張ってほしい」とエールを贈った。
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5月3日
4月26日