川崎市内で生産・製造・加工・販売されている品物の中から、おみやげにも使えるような川崎らしい商品を認定する「かわさき名産品2015―2017」がこのほど決まった。市内全98品が認定され、中原区からは新認定の7品と更新した13品の計20品が選ばれた。
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川崎市では、市内産業の振興や川崎のイメージアップを目的に2004年度から「かわさき名産品認定事業」をスタート。3年ごとに商品の見直しがされ、12〜14年度の名産品は、80品が選ばれていた。今回はこのうちの66品が更新。更に32品が新規で加わり、計98品となった。認定された商品は17年度まで川崎市の名産品として扱われる。
区内で新たに選ばれた7品は以下の通り。*(▽事業者名・所在地・商品名)
▽松柏堂(井田中ノ町)/井田山にぽっかり
魅力あふれる個店創出事業によって昨年4月に誕生。「和洋折衷」をテーマにバターや粉ミルクをたっぷり使ったサブレ生地に卵黄の入った白餡を撒き込んだ菓子。1個150円。
▽(株)大平屋(新城)/橘姫だるま
地元のコラボ商品も
橘神社に伝わる音橘姫の伝説に基づいて姫だるまをかたどった焼菓子。1977年に名誉総裁高松宮賞も受賞。小倉と栗の2種類。1個205円。2週間と日持ちが良くお土産に最適。▽御菓子処花ごろも(北谷町)/川崎花の子どら焼
多い日には店頭で150個売れる人気商品。ふわっと柔らかい皮とたっぷりと挟んだあんこ、そして隠し味のマーガリンとの相性が抜群。1個180円。常温で1週間日持ち可。
▽パティスリーディヴァン(井田中ノ町)/しょうゆほんのりさぶれ
日本茶はもちろん、ほんのりチーズの香りがするのでお酒にも合うサブレ。発酵バターや地元名産の福来醤油を使用し、素材にとことんこだわっている。1袋2枚入り180円。
▽モトスミ・ブレーメン通り商店街振興組合(木月)/ブレーメン・ビアー
昨年10月に発表したオリジナルビール。本場ドイツのビール純粋令に従い造られた本格派で3種類。3店舗で販売され、1本540円。飲食店等10店舗でも提供。7月にイベントも予定。
▽福来醤油(株)(井田)/福来しょうゆ
明治から続く老舗の醤油醸造所。春と秋に仕込みを行い、約1年間熟成させる昔ながらの製法を守り続け、1本1本真心を込めて作った醸造醤油。甘みが特徴。1L308円程度。
▽(株)すずや(下小田中)/かわさきハーブソーセージ
川崎市内の異業種が連携して誕生。川崎の街をイメージした力強い食べごたえと華やかなハーブの香りが漂う味わいが特徴。イベントでは1日400本売れるほど。スモークとプレーンの2種類で、1本580円。
※紹介は順不同
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