神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2016年8月26日 エリアトップへ

市23施設使用料値上げへ 現行の10%程度

社会

公開:2016年8月26日

  • LINE
  • hatena

 川崎市は、15年ぶりの全庁的な見直しに伴い、市が有する23施設について使用料を来春に値上げする方針を明らかにした。具体的な各料金は現在検討中だが、施設全体の平均で現行使用料の10%程度の値上げとしている。

 この料金改定は、先月28日に開かれた市議会総務委員会で市が明らかにした。市の施設の維持・管理費等について、公費(税金)で賄う範囲とサービスを利用する側の受益者が負担する範囲のバランスの適正化を図るための措置。公の施設の使用料について、その性格や提供しているサービスの内容に応じて、「市場性」(民間に同種・類似のサービスがあるか)、「公共関与の必要性」(サービスが市民の日常生活に欠かせないか)による9段階の判断基準を設定。それに現行使用料を照らした結果、「市の施設はこれまで公費負担の割合が他都市などと比べても大きかった」(市財政課)ことから、改定に至ったという。

 使用料の改定を行うのは、24の市有施設。うち利用者負担が大きいと判断された生活文化館てくのかわさき(高津区)の1施設については値下げし、残りの23施設は値上げとなる。

 来年4月施行をめざし、9月の市議会定例会に条例改正案を提出する予定で、現在具体的な新料金を検討中。値上げ幅について市財政課は、施設全体の平均で現行使用料の10%程度の値上げとしている。

 また、行政サービスの手数料についても改定。事業系一般廃棄物の処理手数料等8件で、50%引き上げを上限に新料金を検討する。

 この改定で市は使用料で5千万円程度、手数料で4億1千万円程度の増収を見込んでおり、各施設の維持管理費に充てられる。
 

中原区版のトップニュース最新6

女性議員16人が連携

川崎市議会

女性議員16人が連携

課題共有し、政策提案へ

5月3日

「想定超」の4万7000人

川崎市健康アプリ

「想定超」の4万7000人

企業活動、口コミで拡大

5月3日

住宅地・商業地とも上昇

公示地価中原区

住宅地・商業地とも上昇

住宅価格は県内トップ

4月26日

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

来月 歴史公園オープン

4月26日

使いやすく大幅増補

市おくやみガイドブック

使いやすく大幅増補

手続きの煩雑さ解消に

4月19日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月3日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook