中原区は区のシンボルの木「モモ」の植樹式を3月26日(日)、等々力緑地の正面広場で行う。式当日は区民による植樹体験会を予定しており、「自分たちで植えることで、モモにより親しみを持ってもらえれば」と区の担当者は話す。
2015年に制定された中原区のシンボルの木「モモ」。制定後は、より区民に親しみをもってもらいたいと、イラストの作成、桃を使った和菓子『桃の彩』を区内の菓子店と協力して販売するなど、区の木に愛着を持ってもらうための周知などに力を入れている。
今年で制定から2年を迎え、「実際に桃の木を見ることができるのが二ヶ領用水沿いくらいしかない」ということから、今回の桃の木の植樹を決定。区民に広く親しまれており、このほど正面広場が完成した等々力緑地に植樹することとなった。桃の木の植樹は、区の木の制定が決まった2年前に中原区役所の玄関前に2本を植えて以来となる。
区民の植樹体験
植樹式、体験会の当日は、集まった区民と等々力緑地前の正面広場横の沿道にモモとレンギョウの苗木を約100本植える。さらに、区の木の制定経緯や、中原区が以前は桃の一大産地だったことなど、歴史を記した記念銘板のお披露目などが行われる。植樹体験への参加は自由で、当日の午前9時30分に同正面広場に集まった先着150人が対象となる。参加者には中原区の花であるパンジーの苗のプレゼントもある。
桃まつりを開催
当日の10時からは、二ヶ領用水沿いで桃並木の保存に尽力する二ヶ領用水・中原桃の会(松原成文会長)が主催する、桃まつりが同正面広場で開催される。イベントでは、祭囃子披露、桃の写真展、マジックショー、チャリティーバザーなどが行われる。同会では「桃源郷であった中原を語り継ぐ桃並木を、みなさまと共に大切に育て、子ども達に引き継いでいきたいと願い桃まつりを開催しています。当日はぜひイベントにお越し頂くとともに、二ヶ領用水沿いの桃並木にもお立ち寄りください」と話す。
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