武蔵小杉駅近くの南武沿線道路(上丸子橋下)に5月9日、幅約20mの大型装飾が登場した。壁面の落書き防止と地域の環境美化を目的に、川崎フロンターレがデザイン。チームの歴史や街の名所、人々などの写真をあしらった。
この場所は落書きが多く、何度消しても繰り返されるため中原区役所では再発防止策に頭を悩ませていたという。相談を受けた川崎フロンターレは、高架下の壁一面に大型装飾を手掛けることで道路環境保全へつなげようと企画を申し出た。
新丸子駅側は「笑顔のあるまち・中原」がテーマで、幅が19・62m、高さ2・84mの大きさ。チームの活動やサポートショップに加え、丸子橋や武蔵小杉駅周辺など区の魅力も写真で紹介している。武蔵小杉駅側は同幅で高さが3・59m。「等々力のあるまち・中原」をテーマに、Jリーグ優勝の歴史やホームグラウンドである等々力陸上競技場、その周辺の写真を配置した。
また、壁面には中原区制50周年記念のロゴマークやPR動画の二次元コードも盛り込んだ。
この日は、関係者による除幕式が行われ、装飾を隠していた張り紙をはがし、フロンターレブルーに彩られた壁面の完成を祝った。
板橋茂夫中原区長は「素晴らしい装飾を作っていただいた。困っていた落書きの防止につながり、中原区の魅力発信にもなる。区民にもフロンターレサポーターにも見てほしい」と話した。
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