一般社団法人川崎青年会議所(川崎JC/羽山友章理事長)は、若者に政治への関心を抱いてもらおうと12月12日(土)、「福田紀彦川崎市長マニフェスト検証会」と題したフォーラムを開催する。選挙公約の検証など、高校生が福田市長と直接討論し意見交換を行う。
川崎市内における各選挙の投票率は軒並み低く、今年4月に行われた市議選は41・98%、2年前の市長選では32・82%と、市民の政治への関心の低さが示された。公選法改正で選挙権年齢が引き下げられたこともあり、社会貢献活動などに取り組む川崎JCでは、有権者予備軍である高校生に政治を考える機会を与えようと、福田市長就任から2年経った今、検証会の開催を決めた。安心・安全の街づくりと川崎市の発展へ、高校生に期待を込める。
「通信簿」の配布も
検証会への参加を予定しているのは、市内在住又は在学の高校生ら6グループ。福田市長が掲げた14項目・35のマニフェストについて若者の視点から検証し、約90分にわたり意見交換を行う。また、マニフェストを評価する外部の専門委員会が作成した評価書を基にまとめられた、「1年2組福田君の通信簿」を来場者に配布するという。
企画立案した川崎JCの総務委員会は、「これまでのマニフェスト検証は主に政治家と専門家の間でやりとりされ、分かりづらい印象が強かった。就任1期2年になぞらえ1年2組と表現し5段階評価の通信簿を作ることで、若者にも伝わりやすくなると思う。当日は、多くの市民や高校生にもご来場いただきたい」と話している。
検証会は、12月12日(土)午後6時30分(受付開始は午後6時)から、川崎市産業振興会館ホール(川崎市幸区堀川町66の20)で開催される。
問合せは、川崎JC【電話】090・1604・1111(勢津さん)へ。
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