御成中学校(飯尾博一校長)体育館の壁面に、鎌倉彫の校歌額が飾られている。同校のPTAと同窓会からの寄贈で、この春に卒業した6年生118人と、美術担当の丸山まさ子先生が絵や文字を彫った。
昨年11月から作業にあたり、1カ月間に彫った板材(材質は朴)は416枚におよぶ。
これまで同校には校歌の額がなかったこともあり今回、卒業制作として企画された。「伝統ある鎌倉彫製の額で、児童たちが校歌により親しんでもらえれば」と同校。
校歌額の板材は、鎌倉彫塗師の新津潤一さんが約2カ月をかけて塗り上げた。張り合わせる作業は、表具師の中島照美さんが請け負った。中島さんは、同校で軟式テニスを指導、また、息子が御成中の卒業生ということもあり、その縁もあったという。
先月4日には、お披露目式が行われた。
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