新たな祭りへ有志150人 「チームサムライ」が始動
鎌倉を盛り上げ、市民全体で楽しめる祭りを考えようと有志約150人が動き出した。すでに4回の会合を開いており、祭りの目的や趣旨などを話し合ってきた。4回目となった先月22日の集まりでは、この祭りの実現性を高めるためにも、実行委員会にあたる運営スタッフを「チームサムライ」と名づけた。実施日は、1180年に源頼朝が鎌倉に入った11月2、3日(新暦)として2014年開催を目指す。
そもそも、武家の古都にふさわしい祭りが鎌倉にはない、市民参加型の祭りがあったならという素朴な思いが出発点。昨年10月、市内イベントで警備などを行う市民団体、鎌倉ガーディアンズのメンバー内で、「新たな祭り」が話題になったという。そこで、同団体の大津定博代表(49)の声かけもあり、メンバーをはじめ口コミで参加を募り昨年11月に初めて会合を開いた。
「チームサムライ」のメンバーは、郷土史家や大学教授、僧侶、寺院職員、マスコミ関係者、インターネット関連の会社員から警察OBに主婦など多岐にわたる。年齢も20代から70代と幅広い。
発足日となった先月22日には、4つのチーム名称候補から、参加者の多数で決定。祭りの名称も今後検討する。また、話し合いでは、初の武家政権を立ち上げた源頼朝、および北条氏の顕彰を開催の趣旨とする意見や、その歴史的考察をしっかり行う必要性などが指摘された。参加者からは、デジタル技術を駆使して街全体をゲーム感覚で巡る内容も提案されるなど、具体的な議論が交わされた。
チームサムライへの参加や、取り組みに関しては【メール】
no-crime@s5.dion.ne.jp大津さんまで。
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