市消防本部は、先月13日早朝に発生し、死者7人、重軽傷者3人を出した広島県福山市の宿泊施設火災を受け、6月30日まで市内のホテルや旅館などの宿泊施設40ヵ所を対象に特別査察を実施している。築年数が古い建物に対しては、市建築指導課と連携して指導にあたるとしている。
査察は、消防法令違反の是正や夜間の従業員による避難管理体制の確保、出火防止・避難管理の周知徹底がポイント。消防本部予防課では、「これまでも定期的に宿泊施設の検査を行っており、整備はある程度行き届いている」と話す。
福山市の火災は、一部4階建ての鉄筋造と、木造2階建てをつなぎ合わせたホテルでの出火で、防火体制の不備などが被害を大きくしたと指摘されている。
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