宮城県七ヶ浜町で毎月ボランティア活動を行っている市民団体「七里ガ浜発・七ヶ浜復興支援隊(中里成光代表)」が先月、結成1周年を迎えた。これに伴い、同隊は今後10年の支援継続の意志を固めるとともに、新しい取り組みとして現地での畑作りを開始した。
先月18日には同町7ヵ所の仮設住宅のうち、2ヵ所で畑や家庭菜園の設備を整えた。その一方に「七七畑」と名付けた同隊メンバー用の畑も設け、トマトやカボチャなどを植えた。
同隊は毎月「ボランティアバス」を運行し、これまでがれき撤去などボランティアセンターを経由した活動を行っていた。そんな折、現地の人と知り合った同隊メンバーが「仮設住宅内で住民が孤立しがち」という話を耳にした。住民同士の交流の場になればと、畑作りを実施したという。
親子ボランティア募集
7月6日(金)には「親子で行く!災害ボランティア」を企画。6日午後10時に出発し、8日(日)午後9時頃に七里ガ浜に戻る3日間の行程。がれき撤去や仮設住宅支援、現地の子どもたちとの交流を予定している。子どもは小学校3年生から中学生までで、参加費は親子1組25000円。6月2日(土)午後1時から七里ガ浜自治会館で行われる説明会への参加が必須条件となる。また、6月16日(土)午後10時発のボランティアバスへの参加者も募集している。
申込みや問合せは【FAX】020・4669・3055【メール】shichigahamashientai@yahoo.co.jp同隊事務局まで。
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