6月の鎌倉市議会に提出される2012年度の補正予算案(一般会計)は、約5億3350万円の減額になることがわかった。今月7日の定例会見で松尾崇市長が発表。補正後予算は約547億3600万円となる。
大幅な削減は、市事業推進の財源確保を目的とした職員給与削減によるもの。今年8月から2年間実施。給与や手当などの削減額約5億4370万円と、特別会計への繰出金削減額、約5520万円からなる。
削減以外に、10事業において約6540万円が計上された。市は、市民向けの流通食品の放射線量測定を、消費者庁から貸与される専門機器で行うことを発表、その業務委託料として約340万円を盛り込んでいる。他、補正内容は以下の通り。
▼自治町内会連合会のコミュニティ活動推進(250万円)▼地域づくりアドバイザー事業(20万円)▼障害者自立支援システム改修業務委託(約370万円)▼障害者の虐待対策(約180万円)▼高齢者福祉施設開設準備(2640万円)▼児童虐待防止対策緊急強化事業(340万円)▼保育所児童虐待防止対策緊急強化事業(約1400万円)▼交通安全対策事業費の増額(約54万円)▼民間手法検討調査委託業務に係る経費増額(950万円)
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