神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鎌倉版 公開:2012年6月15日 エリアトップへ

市若手職員による新企画 魅力発信に「鎌倉婚」 建長寺でモデル式を実施

文化

公開:2012年6月15日

  • X
  • LINE
  • hatena
本尊に婚姻の報告を行った=今月9日建長寺
本尊に婚姻の報告を行った=今月9日建長寺

 市の若手職員有志による自主研修グループ「√11(ルートいい)92(くに)」は、鎌倉の魅力を発信することを目的に、「鎌倉ウェディング」の企画を立ち上げた。NPO法人全日本ブライダル協会が主催する「第1回ふるさとウェディング・コンクール」(6月末審査発表)に応募するため、今月9日には、モデル式として建長寺で、実際にグループメンバーである市職員、齋藤千夏さん(29)の結婚式を挙行した。

 鎌倉ならではの結婚式プランを作り上げるため、昨夏、プロデュース会社の協力を得ながら活動開始。(株)井上蒲鉾店や、鎌倉力車など地域の各企業からの協力を得ることに成功した。

 披露宴では鎌倉野菜を使用したけんちん汁や鎌倉ビールなどが振る舞われ、ウェディングケーキの代わりに40cmほどのかまぼこに入刀、引き出物には鎌倉ハムや鎌倉彫の体験プログラムなど、オリジナルの内容が集まった。市内在住の新婦は、挙式を前に地元町内会でお披露目、移動に人力車を用いるなど、伝統的な雰囲気も演出された。

 式当日の様子について主催メンバーの一人は「手作りの温もりが親族にも好評を得ていた」と納得の様子だった。

 同グループでは「結婚式は町おこしの一種として注目されている。湘南地区では東京や横浜で式を挙げる人が多いので、ぜひ地元にも目を向けて欲しい」と話す。プランの商品化の時期は未定だが「様々な寺社にお願いして、鎌倉ならではの結婚式のレパートリーを増やしていければ」と今後について語った。

 同グループは昨夏に結成、現在9人のメンバーで活動中。当面は鎌倉ウェディングを検討していく予定。
 

鎌倉版のローカルニュース最新6

核廃絶願って平和パレード

関東大震災の悲劇、映画で

関東大震災の悲劇、映画で

14日〜 川喜多で上映企画

5月3日

1年目の利用者3870人

1年目の利用者3870人

こども相談窓口「きらきら」

5月3日

新米ドクターが始動

おもちゃ病院かまくら

新米ドクターが始動

大船で4年ぶり診療再開

5月3日

鎌女大生が絵本朗読

鎌女大生が絵本朗読

極楽寺駅で産学連携企画

5月3日

「佛教と地域社会」

「佛教と地域社会」

19日 顕証寺で講座

5月3日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月22日0:00更新

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook