県立大船高校のグラウンドで12月21日、(公社)大日本弓馬会による武田流の流鏑馬が披露された。
これは同校の同窓会「白帆会」(黒沢全匡会長)が今年設立30周年を迎えることを記念し、行われたもの。「若い人たちにも本物の伝統に触れてほしい」という黒沢会長の意向のもと、約1年かけて準備してきたという。
当日は、グラウンドに整備された約140mの馬場の周りに同校生徒をはじめ卒業生、近隣の小中学生など約1500人が集合。厳かな雰囲気の中、射手12人と馬4頭が登場した。15cm四方の板や直径9cmの皿に矢が的中する度、会場は大きな歓声に包まれた。
同校1年の清水亜紗子さんは「日本固有の文化である流鏑馬を直に見ることができて良かった」と話した。
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