鎌倉版 掲載号:2015年2月20日号 エリアトップへ

材木座海岸 県が「津波情報盤」設置 今夏めど、市内2基目

社会

掲載号:2015年2月20日号

  • LINE
  • hatena
「情報盤」の設置イメージ=県藤沢土木事務所提供
「情報盤」の設置イメージ=県藤沢土木事務所提供

 神奈川県は今夏をめどに、材木座海岸に「津波情報盤」を設置する。県が進める津波対策の一環で、気象庁から警報が発令されるといち早く情報を表示し、サーファーや海水浴客に避難を促す。鎌倉市内では、2013年3月の由比ヶ浜海岸に続き2基目。

 津波情報盤は、気象庁から警報が発令された際、海岸利用者や沖合にいるサーファー、漁業者などに向けて電光掲示盤で情報を表示するもの。津波以外にも高潮や波浪、強風、雷などの気象情報を自動で表示するほか、普段は海岸美化やマナー向上の呼びかけなどに利用される。

 今回設置されるのは、材木座交番そば、国道134号線沿いの舟揚場に隣接した場所で、鎌倉市内では13年3月の由比ヶ浜海岸に続いて2基目となる。

県内に12基設置

 県が情報盤の整備に乗り出したのは2005年。前年のスマトラ島沖地震で甚大な被害が発生したことを受け、津波対策が見直された。特に緊急時の海水浴客らへの情報提供が課題となったことから、湯河原から三浦までの海岸に12基の設置を決定した。

 11年の東日本大震災発生後は取り組みを加速させており、すでに11基の整備が終わっている。

 県は当初、材木座でも2013年度中の設置を目指していたものの、事前の説明会で住民や漁業者、マリンスポーツ愛好者から「現状の計画では沖に出ると文字が見えづらいのでは」などの声が上がったという。さらに国の指示で津波被害の想定を見直していたことに合わせ、計画の修正を進めてきた。

従来の2倍に

 その結果、材木座に設置される情報盤は、縦1・2m、横4・5mと従来のものより約2倍以上の大きさになり、情報が見える距離も160mから250mへと伸びた。またオレンジと赤の回転灯も取り付けられ、1Km先にも緊急を知らせることができるようになったという。

 工事は「ゼロ県債」により、2015年度事業を前倒しで発注する。県藤沢土木事務所では、3月末までに施工業者を決定・契約し、地元向け説明会を経て5月初旬に着工。7月末までには完成させたい考え。

 同事務所では「湘南の海岸は一年を通じて利用者が多い。情報盤の設置がいざという際の素早い避難につながれば」と話している。

鎌倉版のトップニュース最新6

国重文・有形文化財に4件

国重文・有形文化財に4件 文化

正伝庵所蔵の木像など

3月27日号

4月1日一部通行再開へ

葛原岡・大仏ハイキングコース

4月1日一部通行再開へ 社会

台風被害から約半年ぶり

3月27日号

材木座交番 来年3月で廃止

材木座交番 来年3月で廃止 社会

県警の統廃合計画で

3月20日号

鎌倉走る4人を決定

聖火リレー県実行委

鎌倉走る4人を決定 文化

バレエの上野水香さんら

3月20日号

ふるさと納税で事業者支援

ふるさと納税で事業者支援 社会

コロナ影響の外食店などPR

3月13日号

子ども服難民キャンプに

小坂小4年生

子ども服難民キャンプに 教育

パレスチナ問題学び支援活動

3月13日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月27日0:00更新

  • 3月20日0:00更新

  • 3月13日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

鎌倉版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2020年3月27日号

お問い合わせ

外部リンク