由比ガ浜通りを舞台に、ハロウィンイベントが初めて開催される。企画運営するのは幼い子どもたちを持つ地域の「ママ」たち。10人のメンバーは仕事や育児の合間を縫って準備に奔走した。実行委員長で自身も2人の子を持つ船山直子さんは「おむつ替えや授乳場所も確保してあるので、赤ちゃんを含め気軽に参加を」と呼びかけている。
「ハロウィン親子イベント〜おばけになってお菓子をもらおう〜」が10月31日(土)、由比ガ浜通りで開催される。午後3時から6時(受付は5時30分)まで。参加無料。雨天決行、荒天中止。
対象は0歳から小学6年生の子どもとその保護者で先着200人。由比ガ浜公会堂(由比ガ浜2の7の21)か子ども用雑貨店hananoko(長谷1の2の8)のどちらかで受付した後、由比ガ浜通りにある38の協力店舗で「トリックオアトリート」と合言葉を言うと菓子がプレゼントされる。
また、プロカメラマンによる撮影やフェイスペイント体験のほか、特別協賛する10店舗がベストコスチューム賞を選出し、2千円相当のプレゼントが贈られる企画も用意されている。
地域交流の機会に
実行委員長の船山さんは2人の子どもを育てるかたわら、2010年から六地蔵近くで英会話教室「ペペ・イングリッシュサロン」を主宰している。教室では毎年ハロウィンイベントを開催してきたが、「街全体を巻き込んだイベントにしたい」と今年7月に発案。親子クラスの母親を中心に実行委員会を立ち上げた。メンバーは仕事や育児の合間を縫ってポスターの作成や菓子の手配、さらに由比ガ浜通りの飲食店や商店を訪問し協力を募るなど、一から準備を進めた。
協力店のひとつ、1918年創業、田村自転車店の田村満秋さんは「子どもたちのかわいい仮装姿を見たいからね」と2つ返事で参加を決めた。田村さんは「商店街のイベントで子どもが楽しめるものは意外と少ない。地域交流の良いきっかけになる」と期待を込める。
船山さんは「いろんなお店の人たちと顔見知りになれたのも一つの収穫。地域のイベントとして続けていけたら」と話す。
問い合わせや詳細は「由比ガ浜ハロウィン」で検索するか【携帯電話】080・3416・7050船山さんへ。
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