自作の文字やイラストを彫り込んだ、世界に一つだけの「はんこ」づくりが体験できるワークショップが話題となっている。
これは御成町の専門店「鎌倉はんこ」(月野允裕代表)が行っているもの。
記者が取材に訪れた日に参加していたのは、高校時代からの友人という50代の女性3人組。まず月野代表から、はんこの種類や材質の違いなどについて説明を受けた後、いよいよ印面のデザインにとりかかった。
参加者は「線を太めにした方がいいですよ」などアドバイスを受けながら、自分の名前をアレンジしたり、イラストを使ったデザインを完成させた。
画像はパソコンに取り込まれ、印刻する機械を使ってその場でオリジナルはんこが完成した。参加者は「まさか自分でデザインしたはんこが作れるとは思わなかった」「作業に没頭できて楽しかった」などと話していた。
1月末にオープンしたばかりの同店では、依頼者の姓名の画数を八方位学によって鑑定し、吉相になるように印面を決めるなど「一生持ち続けられる特別なはんこづくり」に取り組んでいる。最近では海外からの観光客の来店も多いといい、月野代表は「日本の文化であるはんこの魅力を色々な方に感じてほしい」と話している。
ワークショップの参加費2千円と材料費が980円から。問い合わせは【電話】0467・37・9297へ。
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