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鎌倉版 公開:2018年4月13日 エリアトップへ

鎌倉市 病児・病後児保育を拡充 2施設で受け入れ開始

社会

公開:2018年4月13日

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移転したnaste大船の看護師ら
移転したnaste大船の看護師ら

 鎌倉市が「病児・病後児保育」の充実に取り組んでいる。これまで病後児保育を行ってきた大船の施設で病児の、病児保育を行ってきた由比ガ浜の施設で病後児の預かりを、それぞれ4月から始めた。

 病児・病後児保育とは、病気にかかったり回復の途中で感染拡大の懸念などがあり、保育施設に預けることができない子どもを一時的に預かる事業。

 共働き世帯の増加もあり、保護者が仕事の都合などによって家庭で看護ができないケースが多くなっている。

 市内では2008年から大船の施設で病後児の、昨年から由比ガ浜の施設で病児の預かりが市の委託事業として始まった。サービスの拡充を目指し、4月から両施設でいずれの子どもも受け入れることになった。

移転で保育室増

 10年にわたって病後児保育を続けてきた「naste大船」は今月から、病児の預かりを始めた。

 これに伴って大船駅笠間口近く(大船1の27の28STKビル502号室)に移転。1部屋だった保育室を3部屋に増やし、インフルエンザなどに罹患した子どもは他の子どもと離して預かることができるようにした。

 利用は月曜から金曜で、病児は午前8時30分から午後6時まで、病後児は午前7時30分から午後6時まで。看護師2人、保育士7人が交代で対応し、同ビル1階にある小児科の医師が1日2回診察する。同園は「安心して預けられる環境を整備した」と話す。

 また、昨年7月に市内初の病児保育室としてオープンした「トコトコ」(由比ガ浜2の6の20第二田中ビル202号室)は、病後児の預かりを始めた。

 月曜から金曜の午前8時30分から午後6時まで。看護師1人、保育士4人が交代で勤務し、運営する医療法人の医師が回診する。

 同施設では4月21日(土)に見学会を開催する予定で「保育を必要とする多くの人に気軽に来場してほしい」としている。時間は午前10時から正午。

 いずれの施設も、対象は市内在住(通園・通学)、または保護者が市内在勤の生後6カ月から小学6年は6人で、利用料は1人1日2500円。

 事前予約制で、申込に必要な書類は市のウェブサイトからダウンロードできる。詳細は各事業者【電話】0467・73・8841naste大船、【電話】0467・38・9009トコトコへ。

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