恒例の「バラまつり」が5月11日(金)から6月10日(日)まで、鎌倉文学館で開催される。バラの販売や演奏会なども予定されており、同館は「今年も多くの人に来場してほしい」と呼び掛けている。
「鎌倉3大洋館」の一つに数えられる同館。敷地内にあるバラ園には、見ごろを迎えるこの時季、毎年たくさんの人が足を運び、色とりどりの花を楽しんでいる。
同館によると、園内では200種、245株のバラを鑑賞できる。「中には『静の舞』『実朝』『かまくら小町』など、鎌倉にゆかりの深い名を持つ品種も植えられているのが見どころ」という。
期間中の毎週水、金曜午前10時30分からは、同園管理人がバラの育て方などを解説。また、初日から限定100株で、バラの苗木販売も行われる(1株1100円)。
このほか、市内で開発された新品種の名前も公募する。クリームピンク色の大輪の花を咲かせるのが特徴で、期間中、館内の専用用紙に案を記入して応募。最終選考に残った人の中から抽選で10人に、バラ「春の雪」の苗木が贈られる。決定した名称は7月上旬までに同館ウェブサイトで発表する。
音楽鑑賞も
また、同館前庭ではさまざまな音楽イベントも開催。20日(日)午後2時からの「ヴァイオリン&ピアノのコンサート」では、クライスラーの「愛の喜び」などが披露される。6月2日(土)午後2時からは「ローズガーデンコンサート」を開き、「トランペット・ヴォランタリー」などを楽しめる。いずれも雨天時は同館1階講座室で行われる。
開館時間は午前9時から午後5時(入館は4時30分)まで。期間中無休。入館料は一般400円、小中学生200円。
問い合わせは、同館【電話】0467・23・3911へ。
鎌倉版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|