神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鎌倉版 公開:2018年5月25日 エリアトップへ

「卓上の鎌倉探訪楽しんで」 ボードゲームを商品化

社会

公開:2018年5月25日

  • X
  • LINE
  • hatena
イラストも川村さんがデザイン
イラストも川村さんがデザイン

 市内企業が開発した、鎌倉が舞台のボードゲームがこのほど商品化された。プレイを通じて鎌倉の名所や地理を知ることもできるもので、製作者は「鎌倉の魅力を広く発信する機会になれば」としている。

 ボードゲーム「カマクラ コレクション」は2〜4人でプレイ。鶴岡八幡宮や由比ガ浜などさまざまな市内の名所(全18マス)を盤上で巡りながら、「観光コイン」と「食べ物コイン」という2種類を集めて回る。コインには1〜5までの点数が表示されており、集めた得点で勝敗を決める。

 ボーナス点を獲得できるようコースを選択したり、相手の進路を妨害したりするなど、高い戦略性が求められる。日本語表記を少なくし、イラストを多用するなど、外国人も楽しめるよう工夫もなされている。

 開発したのは、ゲームデザインや企業のウェブサイトなどを製作する(株)DEBAYASHI(笹目町)。映像デザイナーとして、これまでテレビCMや、大手自動車メーカーの新車披露会で流すPR動画づくりなどを手掛けてきた川村有(ひろし)さん=人物風土記で紹介=が2016年に設立した。

 川村さんは企業の新商品開発を支援する2017年度の「鎌倉市商工業元気アップ事業」に応募した所、構成のユニークさや、これまでに3種類のボードゲームを商品化してきた実績などが高く評価され、認定を受けた。その後約1年掛かりで製作を進め、5月5日に販売を開始した。

 現在「松林堂書店」「おもちゃのちょっぺ〜」(いずれも小町)やネット上などで販売(オープン価格・税別4600円)。「外国の人からも購入希望の連絡が来る。楽しみながら鎌倉の知識を深めてくれると嬉しい」と話す。問い合わせは、(株)DEBAYASHI【URL】http://www.debayashi.jpへ。

鎌倉版のトップニュース最新6

市役所に「おくやみ」窓口

市役所に「おくやみ」窓口

遺族の手続き負担軽減

12月8日

県内747組が利用

パートナーシップ制度

県内747組が利用

本紙市町村アンケート

12月8日

障害の壁ない公園に

鎌倉海浜公園由比ガ浜地区

障害の壁ない公園に

来春開設めざし着工

12月1日

位置条例案、提出見送り

市役所移転計画

位置条例案、提出見送り

市長「可決の見通し立たず」

12月1日

8年連続36回目の全国へ

鎌倉女大中・高マーチングバンド

8年連続36回目の全国へ

関東大会1位で突破

11月24日

経済回復へ「勢い取り戻す」

経済回復へ「勢い取り戻す」

4年ぶり 商議所会員一堂に

11月24日

あっとほーむデスク

  • 4月22日0:00更新

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2023年12月8日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook