「第20回かまくら市民活動フェスティバル」が8月25日(土)、26日(日)の2日間、鎌倉生涯学習センターで開催される。会場では市内の市民団体が自らの活動を紹介するパネル展示のほか、ワークショップ、映画上映会などが行われる。
同フェスティバルが始まったのは1998年。この年、市民団体に法人格を付与することでその活動を支援する特定非営利活動促進法(NPO法)が成立したことを受け、全国に先がけた公設民営の拠点として、鎌倉市市民活動センター(運営は認定NPO法人鎌倉市市民活動センター運営会議、平塚優理事長)が市役所そばとたまなわ交流センター内の2カ所に開設された。
同センターの登録団体は今年6月時点で360。会員は打ち合わせ場所として利用できるほか、施設内のコピー機、パソコンなどの機器を使用することができる。また団体間の交流促進や情報発信の役割も担ってきた。
フェスティバルはセンター開設の翌年から始まり、今年で20回目。期間中は鎌倉生涯学習センターの地下ギャラリーでパネル展示やワークショップ、セカンドライフセミナーや未病・健康をテーマにしたコーナー、リサイクルバザーなどが行われる。時間は午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。入場無料。
また市内で社会貢献を行う個人・団体に活動資金を提供しようと設けられている「NPO支援かまくらファンド」は例年の総額40万円から今年は100万円に増額。会場では昨年助成を受けた団体による報告会や助成を希望する人を対象とした相談会が開催される。
映画上映会も
25日には、映画『おだやかな革命』の上映会が行われる。午後1時開場、1時30分開演。
同作品は自然エネルギーの自給や地産地消を通じた地域再生を取材したドキュメンタリー。渡辺智史監督と環境ジャーナリストの枝廣淳子さんによる特別対談も行われる。
上映会の入場料は大人前売り1千円(当日1200円)、中学生以下は800円(前売り、当日とも)で島森書店、たらば書房、松林堂書店、ソンベカフェなどで販売中。詳細は同センター【電話】0467・60・4555へ。
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