鎌倉市議会は6月定例会初日となる6月5日、正副議長選挙を行った。その結果、新しい議長に久坂くにえ氏(46・鎌倉のヴィジョンを考える会)が選ばれた。議長選は立候補した2人の得票が並び、19年ぶりとなるくじ引きでの決着に。また副議長には池田実氏(63・鎌倉みらい)、監査委員には西岡幸子氏(65・公明党鎌倉市議会議員団)の就任が決まった。任期は申し合わせにより1年。
議長選には、久坂氏と高橋浩司氏(56・鎌倉夢プロジェクトの会)が立候補。得票が12対12の同数となったためくじ引きが行われ、久坂氏が議長に決定した。
議会事務局によれば、議長がくじ引きで決定するのは、2000年12月以来という。
新議長となった久坂氏は05年から4期連続当選。16年6月から1年間、副議長を務めたほか、監査委員や教育こどもみらい常任委員会、観光厚生常任委員会、議会運営委員会などで委員長を歴任してきた。
就任のあいさつで久坂氏は「行政の課題が山積するなか、市民の負託に応えるためにも、さらに議論を活発にしていきたい」と話した。
また副議長の池田氏は09年に初当選し、現在3期目。これまでに建設常任委員会や議会運営委員会で委員長を歴任してきた。
就任にあたって「しっかりと議長を支え、より開かれた議会、市民のための議会を目指したい」と話した。
監査委員の西岡氏は09年から3期連続で当選。17年5月から1年間、観光厚生常任委員会委員長を務めた。
6月定例会は21日までの日程で開かれている。
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