古都や歴史的街並みに特化した撮影を続ける「古都グラファー」として活躍する大町在住の写真家・原田寛さん(71)が11月22日(金)から25日(月)まで、「災害支援チャリティポストカード展」を英勝寺(扇ガ谷1の16の3)書院で開催する。
土砂崩れや倒木など、鎌倉に大きな爪あとを残した台風15号と19号。市内に住んで21年になる原田さんは「私が経験してきた中で最大の被害だった。寺やハイキングコースなど、目を覆うような光景が広がり、未だ修復が手付かずの場所も多い」と語る。
そうした現状を踏まえ原田さんは急きょ、チャリティ展を企画。会場ではこれまで撮影した鎌倉や京都、奈良にある寺社仏閣、花などの写真を印刷したポストカード(1枚150円/8枚セット1000円)約100種類のほか、カレンダー(1100円)、写真集を販売。収益金と会場に設置した募金箱に集まった寄付金を市の災害支援窓口に届けるという。
「メディアでは長野県や千葉県などの被害が取り上げられているが、鎌倉も大きな被害であることを多くの人に認識してほしい。市民だけでなく観光客、鎌倉全体の応援になる」と原田さん。
午前9時から午後4時(入場は3時)まで。同寺参拝料300円が必要。(問)星月写真企画【電話】0467・23・3694
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