県内30市町の代表チームが出場する「第74回市町村対抗かながわ駅伝競走大会」が、2月9日(日)に開催される。鎌倉市チームは各カテゴリーに有力選手が揃う「過去最強」の布陣で、初の6位入賞を目指す。
同大会は、秦野市カルチャーパーク陸上競技場から県立相模湖公園までの51・5Km、7区間のコースで実施される。
鎌倉市チームは、昨年10月に行われた県中学校陸上競技大会男子3000mで5位に入った白橋遥輝選手(深沢中)、12月の全国高校駅伝「都大路」に出場した金子伊吹選手(藤沢翔陵高校)、11月の東日本実業団駅伝に出場した石井秀昴選手(富士通)をはじめ、各カテゴリーに有力選手が揃う。
大学生にも期待がかかる。二井康介選手(中央大学4年)は、今年1月の「箱根駅伝」で最終10区を走り区間6位。「かながわ駅伝は鎌倉の名前を背負って、普段とは違う緊張感で走れるのが楽しみ。毎年成長を実感しているので、昨年の自分を超える走りをしたい」と意気込む。
尼子風斗選手(早稲田大学4年)は、箱根駅伝で1区にエントリーされるも、レース直前で変更となり、夢の舞台を逃した。かながわ駅伝では過去2回代表に選ばれるも、直前のけがで出場が叶わなかっただけに、今大会にかける思いはひとしお。「これまでチームに迷惑をかけたので、いい調整をして悔いのない走りをしたい」と表情を引き締めた。
池田克行監督は「小学生チームの発足や中学校合同の練習会など、10年かけて行ってきたジュニア世代からの育成・強化が結実する年になると感じている。狙うのは過去最高となる6位入賞と総合タイム2時間43分を切ること。一人一人が気負わずベストを尽くせば、必ずいい結果が出せる」と話している。
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