鎌倉市は3月11日、新型コロナウイルスワクチンの優先接種対象となっている65歳以上の高齢者への接種が「5月以降になる」とする見通しを明らかにした。
ワクチン接種については、医療従事者、高齢者、基礎疾患のある人、高齢者施設等の従事者、それ以外の人、という順序で進められることになっている。
医療従事者への接種は市内でも3月8日から始まり、続いて高齢者が予定されている。しかし国からの分配は4月第3週に1箱、第5週に1箱が決定したのみ。
1瓶5回分とすると、1箱は975回(約490人分)。優先接種の対象となっている高齢者(2021年度中に65歳以上に達する人、約5万5000人)に対して大幅に少ないことから、クラスターが発生する危険性が高い高齢者施設の入居者に先行して使用することを決めたという。
そのため施設入居者以外の高齢者は、早くても5月以降の接種となることが確実となった。
市は今後、対象者に対して接種券や予診票を「4月23日をめどに発送する」としている。
また、市が3月1日に開設したコールセンターには、1日約10件程度の問い合わせがあるといい「いつから始まるのか」や「会場に行けない場合はどうすればいいか」などの内容が多いという。
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