深沢地区に建設予定の市庁舎整備計画と、現庁舎の敷地活用について、鎌倉市は市民説明会を開催している。鎌倉生涯学習センターでの6月18日の説明会には市民16人が参加し、深沢の水害リスクや、埋蔵文化財などへの質問があがった。
説明会で松尾崇市長は、「東日本大震災の教訓から、災害時も業務機能を維持できる役所づくりを進めていきたい」と述べた。水害リスクについて県の洪水浸水想定区域図によると、新庁舎予定地は「年間の発生確率1000分の1」の洪水で浸水が想定される。市担当者は、「新庁舎は、整備事業用地の中でも浸水被害の少ない北東部に建設予定」とし、「柏尾川上流部で遊水地を追加整備しており、安全性が高まる」と話した。
市は現庁舎の築年数が50年を経過したため、新庁舎を深沢に整備する計画を進めており、2028年度に開庁予定。また現庁舎の敷地は、手続きや相談などの行政サービスを維持しつつ、鎌倉駅周辺の中央図書館や生涯学習センターを集約した拠点づくりを目指す。
説明会は6月28日(火)午後7時から深沢学習センター、7月3日(日)午前10時半から玉縄学習センターでも開催。申込不要、先着順。(問)市街地整備課庁舎整備担当【電話】0467・23・3000
市は7月10日(日)まで、意見公募(パブリックコメント)も行っている。
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