家族連れらでにぎわう市役所敷地内 ＝５月27日
体験型イベントを通して、鎌倉市役所現在地の将来的な活用方法を考える「ＯＮＥ ＤＡＹ ＰＬＡＹＰＡＲＫ」が５月27日、市役所本庁舎で開催された。
市役所の深沢地区移転を計画する鎌倉市は、跡地となる現在地の利活用を２０２９年度以降に目指している。イベントでは、利活用への理解を深めてもらうことを目的に、ワークショップやミニコンサートのほか、オンライン窓口体験や市役所見学ツアーなどを実施。参加者は、将来導入予定の行政サービスや市民活動の場としての利活用を体感した。親子で訪れた市内在住の40代女性は、「市役所の機能は最低限残しつつ、子どもたちも楽しめる空間ができるといいな」と話した。
一方、会場周辺では市役所移転に反対を訴える市民活動も行われた。
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