大技に会場からざわめきも（鎌倉署）
新春恒例、鎌倉・大船両警察署の「武道始式」が先月25・27日、それぞれ行われた（鎌倉署は鶴岡八幡宮の研修道場で実施）。出場した若手の警察官らは日々の鍛錬の成果を披露した。
鎌倉署では、開式にあたり前田克彦署長が「武道に裏付けられた精神力や不屈の心をもって、今後とも最高水準の警察活動に取り組むように」と訓示。それを受け、柔道と剣道の演武では気迫のこもった掛け声が道場に響いた。
柔道では、「柔よく剛を制す」というような小柄ながらも大柄の署員を制す試合もあった。
大船署では、平井一夫署長の「悪や不正に全力で立ち向かう姿勢を示して欲しい」という激励のもと、若手警察官たちが柔道・剣道の演武を行い、道場に響き渡る気合の掛け声とともに勇姿を見せた。
また同署では今回、ソフト警棒による逮捕術も披露した。鎌倉の市民生活を守る頼もしい姿勢に、観覧席からは大きな拍手が贈られた。
一瞬の隙を狙う（大船署）
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