市立大船小学校(山口昭雄校長)の児童たちが、自分たちの登下校の道などを安全・安心に通えるようにと「地域安全マップ」を作成、発表した。
マップ作りに参加したのは、同小学校の5年生児童で2クラス約60人。
グループに分かれて、保護者や警察の協力のもと、大船や岩瀬地区など、実際に街へ出て取材。普段遊んでいる公園や通学路を注意深く観察し、「人気がなく落書きも多い」「フェンスが低く危険」「街灯がなく、夕方以降の一人歩きは危ない」といった場所を確認していった。
また、近所の人に「犯罪に遭うかもしれない不安な場所はありますか」といったインタビューも実施し、撮影やメモなど、それぞれが役割分担し取り組んだ。
先月24・25日には、完成したマップを発表。各グループの発表に児童たちは「いつもの通り道だけど、新しい発見があった」「さみしい場所は一人で歩かない」と感想を話した。
このマップは、大船小のPTAが他市での作成例をもとに企画。子どもたちに街中で起こりうる危険を回避することを意識してもらおうと、大船署の協力を得て行われたもの。鎌倉市内では初めての試み。
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