神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鎌倉版 公開:2011年3月25日 エリアトップへ

震災を受け 「何かしたい」思いを行動に 岩瀬中卒業生有志が大船で募金活動

社会

公開:2011年3月25日

  • X
  • LINE
  • hatena
20日から3日間、街頭に立った(写真は21日)
20日から3日間、街頭に立った(写真は21日)

 今月11日に発生した東日本大震災を受けて、岩瀬中学校の卒業生有志が「何かできないか」と、大船の松竹ショッピングセンター前で20日から3日間、募金活動を行った。

 「被災地支援にご協力お願いします」。21日には祝日にもかかわらず雨の影響もあり人出は少なかったが、その状況でも募金する通行人の姿が見られた。募金活動を実施した地域は、岩瀬中の学区ということもあり、在校生も4人参加するなど輪が広がった。また、尾利出篤校長をはじめ、教員の姿も見られた。

 今回の活動は、卒業式を終えたばかりの同中学校の戸原孝志さん(15)が、被災地の惨状をテレビで知り「何かしたい」と、同級生に呼びかけたのがきっかけ。趣旨に賛同した約30人が集まり、その思いを受けた同校が場所の手配などを行ったという。

 戸原さんは、「何ができるだろうと考えたときに、『募金』を思いついた。いただいたお金が被災された方々の役に立てば」と思いを語った。

 同校の西岡正江教頭は、「募金活動場所が学区内なので、呼びかけを聞きつけて届けてくれる人もいました。反響の高さに驚きました」と感謝した。

 当日、松尾崇鎌倉市長も募金に訪れた。中学生が自発的に行った今回の活動を受けて、「このような姿を見ていると、日本の将来は明るいと感じた。生徒の一人ひとりの気持ちが被災地に届くことを期待したい」と話していた。

 鎌倉市では現在、鎌倉体育館と老人福祉センターを被災者の受け入れ場所として提供している。松尾市長は「一般の方のホームステイ、旅館のご協力など今後の対応を検討していきたい」と語った。

 集まった募金は、日本赤十字社を通して被災地に送られる。
 

鎌倉版のローカルニュース最新6

19日にボーダーフェス

由比ガ浜大通り周辺

19日にボーダーフェス

買い物、飲食で特典も

5月4日

関東大震災の悲劇、映画で

関東大震災の悲劇、映画で

14日〜 川喜多で上映企画

5月3日

1年目の利用者3870人

1年目の利用者3870人

こども相談窓口「きらきら」

5月3日

新米ドクターが始動

おもちゃ病院かまくら

新米ドクターが始動

大船で4年ぶり診療再開

5月3日

鎌女大生が絵本朗読

鎌女大生が絵本朗読

極楽寺駅で産学連携企画

5月3日

「佛教と地域社会」

「佛教と地域社会」

19日 顕証寺で講座

5月3日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月22日0:00更新

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月4日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook