鎌倉の食の歴史などを紹介した冊子「鎌倉・食の二十四節気 食の歴史と季節のレシピ」が今月末に鎌倉商工会議所から発行された。A5サイズ32頁、無料。同商議所窓口で配布する。
鎌倉武士の献立から江戸時代や明治、またそれ以降の食の変遷についてイラスト入りで分かりやすく説明している。出土品をもとにした器の歴史、また鎌倉の「食にまつわるアラカルト」として、「雪ノ下」や「ぼたもち寺」などの名の由来説明も充実している。
鎌倉でとれる四季折々の食材も紹介され、それらの食材を使った1月から12月までの「季節レシピ」20種類も写真入りで掲載されている。例えば5月のころは、「冷やしトマト」(立夏)に「しっとりおからのサラダ」(小満)、6月のころは「鎌倉野菜のぬかみそ」(夏至)や「かわり夏鮎」(芒種)を紹介している。
監修は、元神奈川県立歴史博物館学芸部長で元鎌倉女子大学教授の八幡義信さんが務めた。
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