東日本大震災の影響による電力不足を受けて、鎌倉市は市民ができる節電アイデアを昨年11月の1ヵ月間、広報紙とホームページで募集した。その結果14件の応募があった。
ひと手間かけて節電する方法として、家電製品などのコンセントを抜く・無駄な電気は小まめに消す・掃除機の利用はカーペットのみにし、他はほうきで掃除・冷蔵庫にタイマーを利用し夜間の電源を切るなど、生活の知恵が寄せられた。
節電グッズの活用例として、白熱球をLED電球に交換し約80%の消費電力削減などや、また冬の節電として、カーテンを二重にして一枚は厚手にするなどのアイデアも。
その他、暮らしを見直すことによる節電方法として、早寝早起きをし、昭和の時代の生活に戻るなどの意見もあった。
市役所での節電方法も寄せられ、太陽熱利用や夏の打ち水、屋上緑化、蓄電池などによる電力ピーク時対応などがあった。
観光客や市民に向けては、電気自動車や電動アシスト自転車の普及・拡大を進める提言もあった。
担当した環境政策課では「一件一件が充実した内容だった」とし、庁内で情報共有するとともに「省エネルギーへの取り組みの検討材料にしたい」と話した。
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