神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鎌倉版 公開:2012年2月3日 エリアトップへ

市建設業協会・鎌友会 海抜「見える化」にステッカー 市内約500ヵ所に貼付へ

社会

公開:2012年2月3日

  • X
  • LINE
  • hatena
カーブミラーなどに貼付。右から、加藤建設業協会会長、高橋鎌友会会長、松尾市長(28日)
カーブミラーなどに貼付。右から、加藤建設業協会会長、高橋鎌友会会長、松尾市長(28日)

 海抜情報の「見える化」の一助にと、(社)市建設業協会鎌友会(高橋和章会長)は、海抜を表示したオリジナルステッカー500枚を作成、先月28日には同協会の会員により市内鎌倉・腰越地区のカーブミラーなど約240ヵ所にステッカーを貼付した。4月中旬には、深沢・大船地区の約260ヵ所へのステッカー貼付も予定している。

 この取り組みは、昨年発生した東日本大震災による甚大な津波被害を受けてのもの。鎌倉市も沿岸の都市であることから、同協会の青年部にあたる鎌友会が津波対策の一環としての海抜可視化に、建設業者のスキルを活かそうと、昨年7月ごろに企画した。

 ステッカーの貼付場所は、市が管理するカーブミラーの支柱や広報掲示板などで、海抜15m以下を対象としている。

 鎌友会では、市が管理する海抜データを基にし、沿岸部を中心に市が設置を進めている海抜表示板との重複を避け、貼付場所を選定したという。

 当日は、市役所で作業内容の確認および式典が開かれ、松尾崇市長や市総合防災課の長崎聡之課長らも出席した。

 挨拶した建設業協会の加藤浩利会長は「津波の映像を見て言葉を失った。鎌倉に置き換えて想像したら恐ろしい。今回のステッカーは、地域住民をはじめ観光客にも役立ててもらえたら」と話した。松尾市長は、「できることからやっていくことが大切。今回の協力はありがたい」と感謝した。

 鎌倉市建設業協会では、藤沢市や茅ヶ崎市の同協会と横のつながりをいかした海抜ステッカー設置にも取り組んでいる。
 

鎌倉版のローカルニュース最新6

女性の心身無料で相談

16・21日

女性の心身無料で相談

保健福祉事務所 

5月5日

19日にボーダーフェス

由比ガ浜大通り周辺

19日にボーダーフェス

買い物、飲食で特典も

5月4日

1年目の利用者3870人

1年目の利用者3870人

こども相談窓口「きらきら」

5月3日

新米ドクターが始動

おもちゃ病院かまくら

新米ドクターが始動

大船で4年ぶり診療再開

5月3日

鎌女大生が絵本朗読

鎌女大生が絵本朗読

極楽寺駅で産学連携企画

5月3日

「佛教と地域社会」

「佛教と地域社会」

19日 顕証寺で講座

5月3日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月22日0:00更新

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月5日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook