福祉に関心を持つきっかけになればとの思いから1981年に始まり、今年で32回目となる「鎌倉福祉まつり」が9月2日 、市福祉センター(市内御成町)で行われる。舞台や模擬店の演出に毎年2千人が訪れる一大イベント。被災地支援として宮城県山元町の物品販売も行われる。
メーンステージでは、和太鼓の演奏から子どもたちによるダンス、また腹話術などのアトラクションが披露される。
会場には焼きそばやポップコーン、しゅうまい、カレーに沖縄ドーナツなど、15の模擬店が並ぶ。また、アイマスクや車椅子、点字などの体験コーナーもあり、高齢者の疑似体験もできる。市内の障害者福祉施設や団体、地域作業所などで作られた作品販売もある。
親子で楽しめるようにと、布絵本や輪投げ、スーパーボール、ヨーヨーすくいなどを用意する子ども広場も。さらに、これまでに寄付された雑貨・食料品・本に子ども服や玩具などの販売も予定する。
昨年に引き続き、被災地支援の一環として、鎌倉市と市社会福祉協議会(市社協)が災害復興支援のボランティアバスを派遣した宮城県山元町から寄せられた物品(石鹸・手ぬぐい・クッキー・ジャムなど)の販売も企画。同町の作業所で作られた作品も多い。
この物品売上は、同町の復興支援に充てられる。昨年は、同町のTシャツを販売し、売り上げは13万円を超えた。
市社協では「子育て世代にもぜひ参加してもらいたい。両親の介護についても、必要になる前にどうすればよいか知ることは大切」と話す。
32回目となる福祉まつりは、1981年の「国際障害者年」を契機に毎年開催されており、市社協を中心とした同まつり実行委員会が主催する。市内9つの地区社協や市ボランティア連絡協議会の加盟団体などが協力している。
開催時間は午前10時から午後2時まで(公共交通機関での来場を)。雨天決行。
問い合わせは【電話】0467・23・1075市社協地域福祉係へ。
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