9月10日付けで大船警察署長に就任した。「県下でも有数の乗降客数を持つターミナル駅で、思っていたよりも繁華街だった」と就任当初の大船駅周辺の印象を語る。「事故・事件は数字の上では減っている。体感治安をもっと良くしていきたい」とし、「大船住民のニーズをしっかり読み取って対応していきたい」と語る。
前所属は県警本部の交通規制課で、都市交通対策室長として災害時の交通対策などを担当した。咋年3月10日に赴任すると、翌日に東日本大震災が発生。計画停電に伴う交通整理のために、各警察署への人員配備などに奔走した。その後、災害交通対策マニュアルの見直しなどに着手。そのほかにも、トライアスロンや駅伝競技などイベントに伴う警備を担当した。
広島県因島市(現・尾道市)出身、56歳。警視。警察人生33年間のうち、18年間を警備畑に従事している。県警本部の公安第2課にいた頃は、要人や皇室関係の警備などを受け持った。学生時代のアルバイトも警備関係で、「コツコツと職務をこなす警察官が自分の性に合っている」と微笑む。
「住民のみなさんには、警察署に気軽に相談をしに来て欲しい」と話す。「地域の方々の力を貸して欲しい。ボランティアの人たちにも協力を仰ぎ、地域ぐるみで安全を守っていきたい」と思いを語った。
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