鎌倉市教育委員会の事務方トップ「教育長」のポストが、10月14日から空席となっている。熊代徳彦前教育長の任期満了による。14日からは、宮田茂昭教育部長が職務代理者を務めている。
また、有識者ら５人からなる教育委員会の「委員長」ポストも、林雅巳氏が10月４日に任期満了で退任して以降、山田理絵委員が15日付で委員長に就くまで空席となっていた。市の教育行政を担うトップがいずれも空席になる異常事態が起きた。
教育長不在の理由について市教育総務課では、「教育長も教育委員会の一員。人事は市長が市議会に提案し、同意を得ることが必要で、今回は同意が得られていない」と説明した。
過去にも同様のケースはあった。熊代氏が教育長に就く前の１９９９年11月から翌年２月まで。
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