3月25日から栃木県宇都宮市のサンヒルズカントリークラブで開催される「日本ジュニアゴルフツアーグランドチャンピオン全国大会2012」((社)日本ゴルフツアー協会主催)に、市内由比ガ浜在住の安達有沙さん(10)が出場する。
この全国大会は、同協会が主催する「日本ジュニアゴルフツアー(JJGT)」で最も大きな大会。昨年2月から今年1月までの間に全国各地で行われた約150の予選会で優勝、もしくは10歳以下80台、10歳以上70台のスコアを出した人が出場できる。
安達さんは、昨年6月に相模原市で行われた「第4回BMWカップUSAグアムジュニアオープン日本代表選抜神奈川予選」や、昨年末のグアムでの「レオパレスカップ2012第2回USAグアムパンパシフィックジュニアオープン」など、9つの大会の10歳以下の部門で優勝を飾り、初めての全国大会に臨む。「10歳以下女子の部で優勝を目指す。あと、70台のスコアを出したい」と抱負を語る。
自己ベストは80
ゴルフを始める前はクラシックバレエや絵画を習っていたという安達さん。家族の影響で、小学校1年生の時に初めてクラブを握った。3年生の時に初めてコースを回って以来、父・啓一郎さん(38)の熱心な指導の下、本格的に「ゴルフ漬け」の生活となった。
自己ベストは昨年秋頃の試合で出した80。ゴルフは「試合で優勝した時や、ベストスコアを出した時がうれしい」と話す。好きなゴルファーは女子プロの「有村智恵さん」。
現在、横浜雙葉小学校に通う4年生。毎朝5時すぎに起床し、学校が終わるとすぐに帰宅。平日は市内のゴルフ場や自宅で練習を行い、週末は試合などで県外のコースへ出向く。「感覚を忘れないためにクラブは毎日握る」とし、学校の宿題にゴルフの練習にと「両立が大変」な毎日だ。
本を読むのも好きで、児童向け小説の「青い鳥文庫」(講談社)がお気に入り。今後の目標について「4月のマクドナルドカップ予選に勝って、その先の世界大会に出場したい」と話した。
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