「特別展 鎌倉の至宝」が5月12日(日)まで、鎌倉国宝館(市内雪ノ下)で開催されている。
「至宝」展は、古都鎌倉の育んだ豊かな文化を再認識してもらおうと、同館が年に1度開催しているもの。収蔵品のなかから国宝・重要文化財をはじめとする代表的な作品を一堂に展示するほか、普段は社寺に安置され、間近での拝観が難しい仏像の特別公開も行っている。
また今回は、2012年度に新たに鎌倉市指定文化財となった作品を一挙展示。寺外で初の公開となる「十一面観音菩薩立像」(青蓮寺所蔵)は、写実性と装飾性を兼ね備えた鎌倉時代後期の優品として注目される。このほか鶴岡八幡宮が誇る名刀・国宝「太刀銘正恒(刀身・拵)」、頼朝奉納と伝えられる古神宝類もあわせて展示される。同館では「彫刻、絵画、書跡、工芸など各分野の代表的な文化財を展示します。バラエティに富んだ鎌倉文化の粋を堪能して下さい」としている。
観覧料は一般600円、小中学生200円。月曜休館(4月29日、5月6日は開館、5月7日は休館)。開館時間は午前9時から午後4時30分まで。期間中の毎週土曜日午後2時から、担当学芸員による解説も行われる(参加無料、申し込み不要)。
問い合わせは同館【電話】0467・22・0753へ。
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