市立手広中学(豊永良一校長)で10月29日、県公立中学校教育研究会「第48回道徳教育部会研究大会鎌倉大会」が開かれた。道徳の公開授業、研究協議、報告会などが行われ、県内の公立中学校の教諭や同中学の保護者、地域住民など約150人が参加した。
大会の最後には鎖大師青蓮寺(市内手広)の副住職で寶積院住職の服部全志さんが指導講演を行った。服部さんが西鎌倉地域教育懇話会の役員を務めていることもあり、同中学が講演を依頼。実現したという。服部さんは「自己を肯定すること〜仏教的な考えを参考にして〜」をテーマに、高野山真言宗の教えを元に話した。自身が積んできた修行の逸話などから、自己肯定へ至る道筋のヒントを語った。
今回の同大会は「豊かな心を育む道徳教育の推進〜自己肯定感を育み、共に生きることに喜びを見いだせる生徒の育成〜」を研究主題として開催された。豊永校長は「学校、保護者、地域で子どもの思いやりの気持ちを育てていきたい」と話した。
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