パラグライダーを広げての質疑応答も
「25歳までに７大陸最高峰からパラグライダーでフライトし、最年少記録を塗り替えます」。昨年９月に仏・モンブラン山頂からのフライトを成功させた浅野暢来（いたる）さん（18）が２月27日、地元の大町会館で講演会を行った。
会場には約30人が出席。浅野さんは最高峰それぞれの特徴の説明をした後、昨年８月に成功した富士山頂からと、モンブラン山頂からのフライトについて動画を交えて解説した。空中で撮影された「ダイヤモンド富士」などの勇壮な景色に、参加者から歓声があがる場面も。「頂上まではヘリコプターを使うのか」「登山家に比べて身体が小さいのでは」といった質問には「体力が自慢。自分の足で登る」と回答。挑戦について浅野さんは「フライトは自信がある。あとは天気や運が味方してくれれば」と語った。
大町から参加した70歳の女性は「小さな身体から前向きな思考が溢れている。応援したい」と話した。
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