国際ソロプチミスト鎌倉（松本紀子会長）はこのほど、図書運搬用の軽自動車１台を市に寄贈した。３月28日には市庁舎ロビー前で贈呈式が行われた。
これは同会の認証40周年記念事業の一環として行われたもの。市立図書館では子どもの読書活動推進のため、保育園や学校、子ども会館などを対象に希望する本を集めた「読書パック」を、小中学校を対象にテーマに合わせた「学習パック」を、それぞれ貸し出している。
これまでパックの運搬に利用されてきた自動車が老朽化していたことから、買い替えが検討されていたという。
自動車の左右と後部には市内在住の絵本作家・長野ヒデ子さんによるイラストが描かれた。「本がいっぱい入った車、と子どもたちが分かるよう、キャラクターにも本を持たせました」と長野さん。松本会長は「子どもたちの読書や学習に役立ててもらえれば」と挨拶し、松尾崇市長は「可愛いイラストつきで子どもたちも喜ぶと思う。大切に活用したい」と話した。
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