鎌倉市は5月1日、2013年の延入込観光客数を発表した。それによると昨年1年間に鎌倉を訪れた人は2308万人で、前年比334万人(17%)の増加となった。観光客が2千万人を超えたのは1994年以来19年ぶり。
市観光商工課は大幅な増加の要因を「昨年前半に世界遺産登録への期待が高まり、マスメディアで多く取り上げられたため、1年を通して客足が衰えなかった」と分析する。
施設別には鶴岡八幡宮が前年比119・5%、銭洗弁財天が124・8%と増加する一方、鎌倉海岸への来客は前年比94・5%で減少となった。また主要観光行事等の人出は、鶴岡八幡宮初詣や鎌倉ビーチフェスタが増加した以外は、軒並み減少した。今年の見通しについて同課は「昨年ほどメディアへの露出は多くないため、徐々に落ち着いていくのでは」と話していた。
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