鎌倉市は8月27日、新たに宮城県七ヶ浜町とパートナーシティ提携をむすんだ。同制度は市民主体で交流を進めている都市を対象に提携するもの。今回は復興支援を行う「七里ガ浜発・七ヶ浜復興支援隊」(中里成光代表)が震災発生直後から七ヶ浜町の支援を継続していることを受けて、実現となった。
「自分たちも何か支援をしたい」そんな思いから、七里ガ浜の住民を中心に結成された同団体。町名が似ていることから、対象を七ヶ浜町にしぼったという。2011年6月から毎月ボランティアバスを運行、初期のがれき撤去をはじめ現地での畑作り、催しの企画など多岐に渡る活動を行ってきた。「10年の支援継続」を合言葉に、七ヶ浜町との関わりを深めている。
定期的に七ヶ浜町を訪ねるため、「最近では親戚、友達に会いに行く感覚になりました」と中里代表。今回のパートナーシティの提携については「市の応援を頂きながら永続的な関係が構築できれば。被災地は高台移転が始まり復興に向かいつつあります。しかしまだ発生から3年半。支援隊は引き続きバスを走らせます」と語った。
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