食事を通して世界の格差を体験する取り組み「ハンガーバンケット」が11月14日、清泉小学校で行われた。
体育館に集まった5年生114人はまずくじ引きを行い、地球上の人口割合に合わせて、先進国にあたる第1世界に18人、中所得層の第2世界に30人、発展途上国の第3世界に66人という3グループに分かれた。
「各世界の1日分の食事を配ります」と教員の号令の後、始まった昼食では、ハンバーガーやピザ、チキンなどがテーブルに並び自由に食べ物を選べる第1世界に対し、第2世界はパン、チーズ、スープ、第3世界は食パン4分の1のみが与えられた。
第3世界を体験した児童は「第1の食べ残しがすごくもったいなく感じた。普段から残しちゃいけないと思った」と感想を語り、齊藤一子校長は「世界の不平等に気付くきっかけとなれば。毎日の食事に感謝の気持ちを持って欲しい」と話していた。
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