湘南鎌倉バースクリニック(鎌倉市山崎1090の5、日下剛院長)が5月1日に開院した。これに先立ち、4月24日には開所式と内覧会が開催された。
同院は湘南鎌倉総合病院(鎌倉市岡本1370の1、塩野正喜院長)が開設した新たな産科拠点。地下1階地上4階建てで延べ床面積は約3500平方メートル。これまで同院が掲げてきた、なるべく医療介入の少ない自然で安全なお産を追及するとしている。
開所式には同院や工事関係者のほか、松尾崇市長、市議会議員ら来賓を含む約160人が出席した。松尾市長は「鎌倉で子どもを産み、育てたいという人が増えることを期待している」と挨拶。また日下院長は「安全で自然なお産とその後の子育ての成功のため、妊婦さんの身体だけでなく感情の豊かさにも配慮した、新たなお産の環境を提供したい」と意気込みを語った。
内覧会には、これから出産を控える若い夫婦など約1千人が来場。19室全てが個室となっており、家族の宿泊も可能な病室や、たたみに似た素材を床に敷き、妊婦が楽な姿勢をとることができる分娩室、授乳指導室など施設のほか、同院で提供される食事などについて、スタッフから説明を受けながら興味深そうに見学していた。
同院の問い合わせは【電話】0467・45・4103へ。
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