鎌倉市は10月21日、生活福祉課職員が生活保護受給者の介護タクシー代を自費で「肩代わり」する不適切な事務があったことを明らかにした。
これは受給者の一人が昨年度に利用した介護タクシー代の支払いが数カ月分にわたって遅れていたため、担当する職員(当時)が今年3月11日、自費で事業者の口座に振り込んだというもの。今月4日、この内訳について事業者から問い合わせがあり判明した。金額は1万2600円だった。市は今後、11月中旬に開催予定の不適切事務調査委員会で調査を続けるとした。
生活福祉課では昨年8月、キャビネットに保管していた現金約265万円がなくなり、鎌倉警察署へ被害届を提出。調査の過程で杜撰な事務処理が次々と明らかになっている。
鎌倉版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|