内閣府は6月15日、国連が採択した持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、環境などに配慮したまちづくりに取り組む全国29都市を「SDGs未来都市」に選定した。応募した55自治体から選ばれたもので、特に鎌倉市など10自治体が行う先進的な取り組みをモデル事業に選定。最大4000万円を助成する。
市が提案した、歴史的建造物の利活用案などが高く評価された。市は二階堂の古民家「旧村上邸」を改修し、同邸が持つ能舞台を伝統文化の継承などに活用するほか、邸内をシェアオフィスとして利用可能にすることなどを提案していた。
市は今後、市の基本計画にSDGsの理念を取り入れるほか、事業内容をさらに具体化し、20年度までの計画を策定する。
15日、首相官邸で選定証授与式が行われ、松尾崇市長は「様々な取り組みに挑戦したい」とした。
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