神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鎌倉版 公開:2018年12月21日 エリアトップへ

国史跡付近で斜面崩落 大町釈迦堂口遺跡

社会

公開:2018年12月21日

  • X
  • LINE
  • hatena
崩落現場の様子(鎌倉市提供)
崩落現場の様子(鎌倉市提供)

 鎌倉市は12月14日、大町6丁目にある大町釈迦堂口遺跡付近の斜面が崩落したと発表した。

 市によると、同日午前9時45分ごろ、市文化財課に近隣住民から「遺跡の方から大きな音が聞こえた。崩落が発生したようだ」との通報があった。市職員が現場に向かったところ、同遺跡の浄明寺側近接地の市道に約50㎥の岩石が落ちているのを確認した。

 17日現在、けが人やその他の被害は発生しておらず、崩落の原因は調査中という。

 市によると、当該地は1977年に崩落が発生して以来、バリケードが張られ通行禁止となっている。また、この近辺では同様の大規模な崩落が2010年、11年にも起きており、今回で4回目。

 同遺跡はやぐらなどの遺構や青磁鉢、壺などの遺物、火葬跡なども発見されており、中世鎌倉における谷戸の開発と、祭祀信仰の歴史を知る上で貴重として、10年に国史跡に指定されている(一般公開はされていない)。

 同課は現在、岩石の撤去などの対応を市道路課と協議しているほか「今後、遺跡そのものの崩落を防ぐための対策工事について、文化庁と協議し、最善の工法を慎重に探っていく。2019年度末には着工できれば」としている。
 

鎌倉版のローカルニュース最新6

女性の心身無料で相談

16・21日

女性の心身無料で相談

保健福祉事務所 

5月5日

19日にボーダーフェス

由比ガ浜大通り周辺

19日にボーダーフェス

買い物、飲食で特典も

5月4日

1年目の利用者3870人

1年目の利用者3870人

こども相談窓口「きらきら」

5月3日

新米ドクターが始動

おもちゃ病院かまくら

新米ドクターが始動

大船で4年ぶり診療再開

5月3日

鎌女大生が絵本朗読

鎌女大生が絵本朗読

極楽寺駅で産学連携企画

5月3日

「佛教と地域社会」

「佛教と地域社会」

19日 顕証寺で講座

5月3日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月22日0:00更新

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月5日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook