鎌倉学園駅伝チームが昨年12月23日、京都市内で開催された全国高校駅伝に初出場した。
県大会で準優勝13回と、あと一歩で涙を飲み続けてきた同校。その雄姿を一目見ようと、沿道では100人を超えるOB、保護者が声援を送った。
「花の1区」で好スタートを切ったのは、2年生の児玉真輝さん。県大会でも区間新記録を樹立した児玉さんは、一時は先頭に立つ積極的なレースを見せて区間5位の29分33秒でたすきをつなぎ「予想以上の走りができた」と振り返る。
その後はじりじりと順位を下げたものの、7区間42・195Kmを、県大会より2分11秒も早い「チーム歴代最高タイム」(保田進監督)の2時間7分38秒で走り切り16位に入った。アンカーの吉村颯斗さん(3年)は大きく手を広げてゴールし「カマガクが全国に来たことをアピールしたかった」と笑顔で話した。
けがに苦しみ県大会も欠場した主将の河崎元紀さん(3年、5区)は「皆に助けられた。続けてきて良かった」とレース後に男泣き。保護者らを前に「こいつら最高です」と選手を讃えた保田監督は「沿道の声援に勇気付けられた。来年は10位以内を狙いたい」と語った。
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