鎌倉にあるIT企業・面白法人カヤックが運営する「まちの社員食堂」(御成町11の12)では3月31日(火)まで、「鎌倉に『ありがとう』お食事券」を販売している。
市内を拠点とする企業や団体など20社以上が「会員」となり、事業規模などに応じた会費で運営している同食堂。2年前にオープンし、会員は月曜日から金曜日の昼(午前11時30分〜午後2時)は800円、夜(午後6時30分〜9時30分)は900円で食事をとることができる(会員以外は各プラス100円)。
食事は市内の人気店約50店舗が週替わりで提供しているが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、「予約キャンセルが相次ぎ、経営もままならない」という声が協力店からあがっていた。
一方で「少し落ち着いたら店の方にも行ってみたい」という来店客もいることから、同社は食事券の販売を企画。店頭の食券機で一口1000円の券を購入し、井上蒲鉾店や御代川など参画している12店の中から好きな店を選ぶと、6月30日(火)まで各店で商品が購入できる。直近の売り上げを確保する狙いがある。
同社の齊藤大輔さん(35)は「お気に入りの店を残すため、この取り組みで飲食店が良い方向に向かえば」と願う。
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