神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鎌倉版 公開:2020年7月24日 エリアトップへ

生活者としての姿も展示 鎌倉文学館で特別展

文化

公開:2020年7月24日

  • X
  • LINE
  • hatena
展示資料の一例
展示資料の一例

 鎌倉文学館では、創作者として生活者として鎌倉で20年余りを過ごした井上ひさしの没後10年を記念し、初の特別展「井上ひさし、鎌倉の日々」を開催している。

 第1部では、緑地保全運動や憲法問題などに力を注いだ「生活者」としての活動を、平成史とともに紹介。第2部では、鎌倉で小説「東慶寺花だより」「一週間」、戯曲「父と暮せば」「ムサシ」「組曲虐殺」など、多くの小説・戯曲を発表した「創作者」としての活動を紹介する。

 同館では「原稿や創作にまつわる資料のほか、彼のエッセイや小説、戯曲など、作品中の言葉も味わいながら、2つの視点で鑑賞できます。最後の戯曲『組曲虐殺』で小林多喜二に『あとにつづくものを信じて走れ』と歌わせた井上。彼が『あとにつづくもの』のために魂を込め紡いだ言葉の数々は、この未曾有の困難の中で生きる私たちを、なぐさめ、そして立ち向かう勇気を与えてくれます」と話す。

 同展は8月23日(日)まで。入館料は一般500円。時間は午前9時から午後4時まで(入館は3時30分まで)。8月10日(月)を除く月曜日休館。

 (問)同館【電話】0467・23・3911

井上ひさし(撮影:落合高仁)
井上ひさし(撮影:落合高仁)

鎌倉版のローカルニュース最新6

核廃絶願って平和パレード

関東大震災の悲劇、映画で

関東大震災の悲劇、映画で

14日〜 川喜多で上映企画

5月3日

1年目の利用者3870人

1年目の利用者3870人

こども相談窓口「きらきら」

5月3日

新米ドクターが始動

おもちゃ病院かまくら

新米ドクターが始動

大船で4年ぶり診療再開

5月3日

鎌女大生が絵本朗読

鎌女大生が絵本朗読

極楽寺駅で産学連携企画

5月3日

「佛教と地域社会」

「佛教と地域社会」

19日 顕証寺で講座

5月3日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月22日0:00更新

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook